フルハムパレスは何世紀にも渡って、ロンドン司教の夏の居住地として使用されてきた。正確には704年から1973年まで。ここに暮らした司教はそれぞれ独自の装飾をほどこしたが、1500年代にまでさかのぼる建物のある部分は当時のまま残されている。かつてはイギリスで最大の堀があった。チューダー王朝とジョージ王朝様式のレンガの建物。1866年に増築された。 夏には月2回、日曜日にツアーを行っている。また冬の寒い時期には月1回。ツアーはチューダー式の庭園から始まり、約1時間。歴史好きにはたまらない。パレスでもっとも古い部屋(グレートホール)は1480年にまでさかのぼる。またダイニングルームの天井はパラディオ式だ。 パレスが建つ司教公園は、12エーカー以上もある庭園だ。16世紀にコンプトン司教が珍しい植物を輸入したことで有名。また、パレスに滞在した各司教が行った改装を訪問者に伝えるカラーコードが付いた地図もある。パトニー橋の西には毎年恒例のオックスフォード対ケンブリッジのボートレースの出発点がある。