ロンドン塔を訪れる人の多くは、ここの不気味な歴史ツアーが目当てである。ロンドン塔はかつて牢獄および処刑場として使用された。アン・ブーリンが切り落とされた自分の頭を持って徘徊しているといううわさもあり、ロンドン塔がロンドンでも一番のツーリストアトラクションとなっている理由でもある。 ロンドン塔は900年以上も前に建てられた。最も有名なホワイトタワーが観光の目玉となっているが、ロンドン塔は実際は、3つの塔と2つの小塔の全5塔からなっている。歴史上、ここは処刑場以外の目的でも使用された。王家の宮殿だったこともあれば、楼閣、兵器庫、王家の造幣所、宝物館としても使用された。現在では、数多くある小部屋に重要な書類を保管しているほか、イギリスで最も重要な宝物の1つも保管している。 ここでは女王が議会の開会式に頂くインペリアルステートクラウンを始めとして、王冠が収められている。Sovereign Scepterに収められたCullian 1は世界最大のダイアモンドの1つだ。ロンドン塔は今でも、イギリスで一番確実に宝物を保管できる場所である。