このホテルはホテルという感じがしません。たまたまロンドンのノッティングヒルに住んでいるお金持ちのおばさんの家に2、3日泊まりに来たそんな雰囲気のするホテルです。このホテルは流行に敏感なホテルです。過去30年間、特に目だった特徴もない平凡なホテルでした。ところが、面白い発想をした外部の人物が、現代の流行を取り入れ、小じんまりとした、ちょっと風変わりなホテルを始めました。室内インテリアは最先端のデザインを取り入れています。スタッフは、常に宿泊客に気を配り控えめな雰囲気です。ロビーや客室では自宅にいるようにくつろげます。日々の慌しさから開放され、巣にこもるような体験ができます。ホテルのオーナーである Tim & Cathy Herring夫妻はインテリアデザイナーJulie Hodgessのサポートにより1970年先駆的なアイデアを取り入れ、ホテルとしてスタートさせ、翌年の1971年にこのホテルの名前で創業しました。実は、この3人はすでにJulie's Restaurant と Julie's Barの近くでホテルを始動させていました。現在のこのホテルの経営パートナーJohnny Ekperigin は1974年にメンバー加わりました。ニューズウィーク誌は「ポートベロが発掘されるための成功へのキーワードは奇抜なスタイルにある」と指摘しています。このホテルは自らの奇抜さを嬉しくかつ誇りに思っています。客室はちょっと変わっています。独創的で、居心地が良くとてもセクシーです。思いつきで、そしてカジュアルで、これが典型的なイギリスと見なされるでしょう。実は、これはありそうもないスタイルと伝説の寄せ集めです。宿泊客の中にはアリスクーパーやヴァンモリソンやティナターナーのようなロックスターもいます。このホテルと同様に宿泊客も伝説の人物になっているのです。例えば、'噴水'という部屋は一言で表現するなら“ビクトリア朝時代の入浴マシーン”と言う感じで、銅のパイプと蛇口、大量の水が出るスプリンクラー、世紀末前後のかぎづめ足のあるバスタブなど驚くほど奇抜です。ホテル自体が並外れた作品と言えるのですが、白と黒の大理石タイルの小さな島自体が、部屋の中央にある絵になっています。
大きな円形のベッドは出窓を押し込んでいる状態です。なぜこの部屋が有名になったのかこれで理解できると思います。次に紹介する“4柱式ベッドのある部屋”には、エリザベス朝様式のベッドがあります。このベッドはあまりにも大きくで高いので、はしごが必要です。ベッドの天蓋には目のくらむようなスケールの雲が力強く描かれています。屋根裏部屋に隠れたい時は、本格的なモロッコ風の部屋が2つあり、屋根を挟み込んでいます。ムードのある暗くて危険で魅惑的な鮮やかな赤と何層もしきつめたカーペットとクッションがベルベル族のテントの雰囲気を表現しています。エリート階級には合いそうもない部屋です。このホテルでは、エリートとは必ずしも裕福ではないと思っています。このような民主主義的な考えが根底にあり、現実的なお手頃な料金設定になっています。シングルルームやキャビンルームは決して広いとは言えませんが、デザインと装飾は斬新で創造的です。ベッドは軍事作戦を連想させるものでナポレオンの一騎を想像しそうです。このホテルは、ファンキーで奇抜ですがなぜか心からリラックスできます。創業以来、このような心や安らぐ環境がミュージシャンや俳優を引き付けています。静けさと思慮深さと 家庭的な雰囲気が宿泊客の心に響いているのです。もし15人のホテルスタッフから溺愛されたくない方でまるで自分の家のような所をお探しなら、ドーチェスターホテルのような上品な高級ホテルへお泊り下さい。きっと1人っきりになれるでしょう。しかし、24時間のルームサービス付きで、24の個性的なベッドのある素敵な内装の個性溢れる部屋と素晴らしい家具に囲まれて面白い時間を過ごしたい方はこのホテルにぞうそお越し下さい。シングルルームはかなり狭いですが設備は整っています。スタンダードダブルルームは手頃なサイズですが浴室は若干狭くなっています。このホテルは全ての人ためのホテルではありませんが、ユニークなホテルを体験したいにはまた別の部屋も味わって見たい気にさせるそんなホテルです。
サービス
規定