ウォール街は、マンハッタン南端に位置し、ブロードウェイから東に伸びる狭い通りの名前である。ニューヨーク市金融街における歴史的な中心部であり、ニューヨーク証券取引所が初めて腰をすえた所でもある。今では、ニューヨークの金融会社のほとんどがウォール街を後にし、マンハッタンのほかの場所に移転している。 現在のウォール街は、主に法律と金融関係のオフィスで占められている。また、近辺の小規模ビジネスが、こうしたオフィスに人材やサービスを提供している。 17世紀にこの辺りはニューアムステルダム入植地の北境界線にあったため、ウォール街という名前がつけられた。1652年、オランダ人がここに土と木材で壁を築き、インディアンや英国人からの攻撃に備えた。しかしこの壁が実際に使用されたことはなく、1699年に英国人によって取り壊された。 ウォール街の建築は、Gilded Ageの影響を受けている。これは南北戦争後と 南部統合時代後の1865年から1901年にかけての時代のことであり、1873年に出版されたマーク・トウェインとチャールズ・ダドリー・ワーナーの共著、The Gilded Age: A Tale of Todayによってこう呼ばれたことによる。 ウォール街が金融界に与える影響力は、東京の金融界や、英国の金融の中心であるロンドンスクエアマイルに匹敵する。